煩悩に支配される我輩は常に慚愧する。

ええ歳したオッサンが、ご朱印集めに奔走するフワっとした感じの記録。

建仁寺

建仁寺

公式HP 建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji

(説明文などは公式HPより抜粋しています。詳しくはそちらをどうぞ)

 

9月25日、大谷本廟にて墓参りを終え、せっかく京都に来たのだからと西国三十三観音霊場の巡礼を考えた俺。大谷本廟から一番近い清水寺から六波羅蜜寺へと回りさあ次の六角堂だと歩き始めるが時間はもう16時となろうとしていたので間に合わないと判断し急遽すぐ近くの建仁寺へと向かった。

 

前回まではこれを↓

reoponz.hatenablog.com

 

reoponz.hatenablog.com

六波羅蜜寺から北西に向かって歩くとすぐに勅使門がある。

f:id:reoponz:20161003202637j:plain

勅使門 重文

平重盛六波羅邸の門、あるいは平敦盛の館門を移建したとも言われている。柱や扉に戦乱の矢のあとが残っており矢の根門とも矢立て門とも呼ばれる。

柵があって正面からは入れないが横の小さい脇門から入れる。

f:id:reoponz:20161003202639j:plain

ちょっと遠いけど三門。

大正12年に静岡県浜名群の安寧寺から移建。楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と十六羅漢が祀られている。

建仁寺は両脇に塔頭がたくさんあるのだが今回は時間が無いのでパスして方丈へとむかう。

f:id:reoponz:20161003202659j:plain

まずは法堂

仏殿兼用の拈華堂。1765年上棟。正面須弥壇には本尊の釈迦如来坐像と脇侍迦葉尊者と阿難尊者が祀られている。

天井には創建800年を記念して2002年に小泉淳作画伯の双龍が描かれている。

f:id:reoponz:20161003202702j:plain

法堂より右手に陀羅尼の鐘。

修行僧が寝につく亥の刻(午後10時ごろ)観音慈救陀羅尼を一万回唱えながらつくことからこう名がついた。

f:id:reoponz:20161003202708j:plain

本坊。

 

f:id:reoponz:20161003202715j:plain

本坊入ってすぐの間に風神雷神が!もちろんレプリカだが迫力満点!

f:id:reoponz:20161003202718j:plain

文字バージョン。

 

まずは先に進んで双龍を見に行く事に。

f:id:reoponz:20161003202722j:plain

途中に小さな鐘楼がある。なに用だろう?

 

f:id:reoponz:20161003202734j:plain

双龍。大迫力!カメラの関係で黄色く写ってしまっているが実際はもっと白っぽい。

f:id:reoponz:20161003202739j:plain

釈迦如来坐像を撮ったがピンボケ。

f:id:reoponz:20161003202352j:plain

方丈へと戻り、大雄苑という石庭から法堂を望む。きっちり手入れされている庭は美しい。

 

f:id:reoponz:20161003202740j:plain

ふすまにも大迫力の龍が。

f:id:reoponz:20161003202355j:plain

納骨堂

f:id:reoponz:20161003202404j:plain小書院では展覧会をしていた。ピンボケだ。

f:id:reoponz:20161003202402j:plain

小書院から潮音庭を。

 

建仁寺は何回か来たことがあるのだが、祇園や場外馬券売り場の横という立地ながら静かで厳かな雰囲気を醸し出している。観光客も少なくのんびりできるのが魅力だ。寝転んだり邪魔なところや立ち入り禁止以外はどこに座ってもいいみたいで歩き疲れた身体にはありがたい。特に小書院では今回は展覧会でふすまを閉めていたのだが、通常は開け放っており真夏でも風が通って心地よい。

f:id:reoponz:20161003202951j:plainf:id:reoponz:20161003202954j:plain

御朱印風神雷神朱印帳を購入。

この後前回の醍醐寺の帰りにする予定だった買い物を済ませ家路につきました。