四天王寺 庚申堂
四天王寺 庚申堂
ご本尊 青面金剛童子
※庚申堂は四天王寺のお堂なので公式HPは四天王寺のHPになります。
四天王寺の南門から南に300mほど歩くと庚申堂へとたどり着きます。
四天王寺 庚申堂
正門は南にあるので四天王寺からだとぐるっと回りこむ事になります。
入って右に行くと手水所。
こういう雰囲気はいいなあ。
正門から入って左に行くと三猿堂。
見ざる。言わざる。聞かざる。の三猿が祀られている。庚申の日には開帳されているそうだ。建屋も三猿も新しかった。最近出来たのかな?
三猿堂から西へ進むと聖観音菩薩の像があり周りに庚申塔と呼ばれるものが。庚申塔には猿やら鶏やらが彫刻されている。
そして庚申堂、本堂。
日本最初の庚申尊出現の地と言われる。
庚申信仰は道教に影響を受けた信仰のひとつで、人間の身体の中に住むといわれる、三尸(さんし)という三匹の虫から由来している。庚申の日の夜になると、人が眠ってる間に身体より抜け出て天に昇り、道人にその人間の罪を訴えます。するとその罪によって寿命が短くなるのです。よって庚申の夜には寝ずに過ごす、「庚申待ち」という習わしが生まれた。その後疫病などが蔓延した時に、庚申年の正月七日庚申の日に年のころで16才くらいの童子が現れ、守庚申の作法を授けたと言われている。この童子は帝釈天の使者である青面金剛童子だとし、これを庚申尊と名づけ、境内に庚申堂を建て、祀ったのが起源とされる。
ちなみに本堂は大阪万博にて休憩所として建てられた法輪堂を移築したもの。
庚申の日は縁日が行われて境内には「北向かいこんにゃく」(三尸の虫はこんにゃくが苦手らしい)の露店が出て賑わうらしい。
一度その時に来てみよう。
境内には七福神もいらっしゃる。
御朱印の写真はまた後日UPします。