煩悩に支配される我輩は常に慚愧する。

ええ歳したオッサンが、ご朱印集めに奔走するフワっとした感じの記録。

近畿三十六不動尊霊場 第二十一番 紫雲山 中山寺

近畿三十六不動尊霊場 第二十一番 紫雲山 中山寺

公式HP 安産祈願 / 大本山 中山寺

 

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 御本尊は不動明王降三世明王軍荼利明王大威徳明王金剛夜叉明王五大明王

2009年4月より東福寺塔頭「同聚院」から札所移動した比較的新しい札所。護摩堂内に五大明王を祀っている。

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中山寺本堂のすぐ横にある。うっかりしているとスルーしてしまいそうになるほどだ。

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わかりにくいが五大明王が祀ってある。失礼ながらやはりかっこいいと思ってしまう。

 

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なぜスルーしてしまいそうになるかというと背後に真新しい完成まじかの五重の塔が見えるのでそちらに目が行ってしまうからだ。写真ではわかりにくいが青に近い鮮やかな紫色で物凄く目を引く。

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完成は今年の末の予定らしい。完成したら間近で見てみたいものだ。

本来は不動堂(護摩堂)横より大師堂へ上がれるのだが工事中のため、ぐるっと回り込んで上がっていく。

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大師堂。

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西国三十三観音霊場のお砂踏みがある。

こういうお砂踏みは西国だけでなく四国八十八など色々があって、色んなお寺さんで見かける事はあるが、実際やられている方はほとんど見かけない。昔なら本当に巡礼に回るには財力や相当な体力など必要であり、庶民で日々生活する中では難しかったためこのようなお砂踏みが現れ、信者の方などには嬉しいものだったと思われる。しかし現在では豊かになりそして便利になった。そのおかげで巡礼にも行こうと思えば車で、電車で、バスですぐに行けるようになった。足の不自由な方でも介添えが必要かも知れないがまず問題なく行けるのだろう。本当の札所にさっと行けるならそのほうがいい。そうなるとこのようなお砂踏みは廃れていってしまうのではないかな。

なんかもったいないなと思ってしまうなあ。

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大師堂から子授け地蔵(写真撮り忘れ)を経て亥の子地蔵(北向き地蔵)へ。

中山寺では旧十月(現十一月)の亥の日に亥の子地蔵まつりがある。時間が合えば見に行ってみようかな。

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亥の子地蔵の先に阿弥陀堂

f:id:reoponz:20161011201137j:plain 人懐っこい猫様たち。

 

境内をお参りについてきて退屈になったであろう子供たちが走り回っていた。他のお寺さんではお年寄りが多いのでなかなか新鮮な感じがした。

 

 

f:id:reoponz:20161011201214j:plain 近畿不動霊場御朱印