準備⑤ 神社での参拝の仕方。
ここまで、西国三十三観音霊場でのお参りの仕方や服装などを素人なりに調べてきました。
西国三十三観音霊場でのお参りは巡礼という事もあり、ただお寺さんをお参りするよりもいろいろと決め事など違いがあると思い調べてみたのだけど、普通にお寺さんをお参りする時との違いは服装ぐらいしかないとわかった。(巡礼用の白装束、おいずるなど)
基本的にお参りするのには特にやり方は変わらない。宗派の違いにより少し差異があるだけのように思う。
では、お寺さんと神社では違いはあるのだろうか。
初詣でなどでは、お寺さんより神社にお参りする機会が多いのでお寺さんでのお参りよりは知っているつもりだがどうなんだろ。合っているのかなあ。
これも素人なりに調べてみた。
鳥居にて。。。
鳥居をくぐる時に軽く一礼。(一揖という。)
神様の通り道なので真ん中を通らない。
(参道の真ん中を正中といい、神様が通るところなので私たちは通れない。)
手水舎(御手洗)
本来なら参拝前に禊などして身を清めないといけない。
だが現代ではそうもいってられないので、参道脇にある手水舎にて手と口をすすぐ。
手順は以下の通り。
①右手に柄杓を持って水をすくいまず左手にかける。(清める)
②左手に柄杓を持ち替え右手に水をかける(清める)
③また右手に柄杓を持ち替え左手をお椀の様にして水を貯める。
④その水で口をゆすぐ。(清める)
⑤最後に左手に柄杓をかけてすすぐ。
鈴
拝殿の前に移動すると大きな鈴がかかっておりそこから縄等が下がっている。
お賽銭を入れてから、縄等を掴み大きな音を立てて鳴らすようにゆする。
これは鈴を鳴らす事で神様に気づいてもらったり、魔を祓ったりするため。
二礼二拍手一礼
上記の鈴を含んだ手順は以下の通り。
①軽くお辞儀をする。
②賽銭をいれる。
③鈴を鳴らす。
④2回深くお辞儀をする。(二礼)
⑤2回拍手をする。(二拍手)
⑥目を閉じそのまま手を合わしたまま願い事を神様に伝える。
⑦深くお辞儀をする。(一礼)
⑧軽くお辞儀をして退く。
これはあくまでも一例にすぎない。
が最低限の作法じゃないかと思う。
仏教との違いは少なからずあるので間違わないようにしなくては。